
JR米坂線の早期復旧を求め、市民団体の代表らが語り合ったシンポジウム=村上市羽ケ榎
2022年の県北豪雨で被災したJR米坂線の早期復旧を考えるシンポジウムが、村上市の荒川地区公民館で開かれた。新潟、山形両県の団体代表らが出席。国内の大規模災害時における鉄道輸送路の確保や、並行する国道が不通になった際の必要性を挙げ、鉄路での運行再開を求めた。
沿線住民らでつくる市民団体「米坂線早期復旧と地域活性化を考える会」(野田尚道会長)の主催で5月中旬に開かれた。米坂線は被災後、坂町(村上市)-今泉(山形県長井市)が不通となり、バスでの代行運行が続いている。
米坂線復旧への機運醸成に取り組むNPO法人えき・まちネットこまつ(山形県川西町)の江本一男理事長は、並行する国道113号が今年3月...
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