
出雲崎町の学習塾「まち塾」。コースを充実させ、少人数指導に力を入れる=出雲崎町米田
出雲崎町の公設学習塾「まち塾」が今年4年目を迎え、運営体制を見直した。「部活動との両立が難しい」といった声を受け、授業の日数と時間数を減らした一方、習熟度別にコースを設ける少人数制とし、学びやすさを重視した。昨年度に設けた英語検定コースも細分化し、個々のニーズに合わせた授業展開を目指す。
まち塾は、自治体が独自に塾を設ける県内でも珍しい取り組み。町は事業費として2025年度一般会計当初予算に574万円を計上。受講料は町が負担し、保護者は教材のみの上限3000円を負担する。
開講の背景には、...
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