
2024年の直江津港(上越市)の外国貿易用コンテナ取扱量は、前年比6・8%増の2万6324個(20フィートコンテナ換算)となり、5年ぶりに増加した。新型コロナウイルス禍で停滞していた物流が回復し、直江津港の利用が戻りつつある。
港を管理する県が、速報値としてまとめた。取扱量は荷物の入ってない空のコンテナを含んだ総数。輸出入別では、輸出が1万942個(前年比7・5%増)、輸入が1万5382個(6・3%増)だった。そのうち、荷物が入った「実入りコンテナ」は、産業機械などの輸出が4134個(10・9%増)、農産加工品などの輸入が1万5015個(4・5%増)となった。
直江津港の海外向けコンテナ航路...
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