
大型車の運転席から死角を確認する児童=長岡市学校町1
長岡市の十日町小学校の全校児童55人が9日、学校町1の市立中央図書館駐車場で、大型車の内輪差や死角について学んだ。大型車の運転席に座り、死角が大きいことなどを体感した。
長岡砂利採取販売協同組合と市、地区交通安全協会、長岡署が毎年教室を開いている。大型トラックやダンプカーの近くには、子どもが飛び跳ねても見えないほどの死角があることを、児童たちは運転席で確認した。
内輪差が招く事故の実演では、人に見立てた段ボールが大型車の後輪に巻き込まれるのを見て「危ない」「歩道にいても危険じゃん」と声を上げていた。
6年の児童(11)は「運転席から見えない範囲が多いと分かった。横断歩道を渡る時も車と間隔を十...
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