
県立松代病院の無床診療所化などについて議論した厚生環境委員会=26日、県議会
県議会6月定例会は26日、4常任委員会での審議を続開した。厚生環境委員会では、2026年4月に無床診療所に転換する十日町市の県立松代病院について議論した。松代の入院患者は回復期が中心で、無床化後は県立十日町病院が入院患者を受け入れることになる。十日町は急性期病棟が中心のため、回復期の入院患者を受け入れるには機能の見直しが必要との考えを県は示した。
県病院局の田中秀明経営企画課長は、十日町の稼働病床数250に対し、両病院の1日平均入院患者数が計222人と述べ「病床数としては松代からの受け入れは可能」とした。ただ、松代の入院患者がほぼ回復期であるのに対し、十日町は5病棟中、回復期は1病棟であるこ...
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