
県内で11病院を運営するJA県厚生連(新潟市中央区)の2025年度上期の経営状況が、事業計画に比べ約8億円改善していることが11日、分かった。収支改革を進め赤字幅は大きく圧縮されたが、上期の純損益はわずかに赤字だった。物価高騰に加え看護師不足が深刻化するなど経営環境は依然厳しく、25年度の最終的な決算は赤字を見込む。
診療単価が大幅に上がったことが収支改善に寄与した。病床回転率を上げたり、手術数を増やしたりすることで単価を上げた。地域のかかりつけ医との連携を強化し、患者の入院日数を減らす工夫を図った。
ほかに、...
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