
しなの鉄道の車両「SR1系」=2020年7月、妙高市のえちごトキめき鉄道妙高高原駅
しなの鉄道(長野県上田市)が、妙高高原-軽井沢(長野県)を結ぶ速達列車の運行を検討していることが27日までに分かった。土屋智則社長が新潟日報社の取材に明らかにした。妙高高原エリアのリゾート開発を見据え、観光集客が見込める2拠点を時短でつなぐことで利用増を狙う。リゾート開業が予定される2028年に合わせてダイヤ改正を目指す。
【関連記事】
新潟・妙高高原地域の大規模リゾート開発計画、五つ星ホテルなど2棟に…外資系不動産投資ファンドが方針
しなの鉄道は妙高高原-長野と篠ノ井-軽井沢の2路線があり、途中の長野-篠ノ井はJR信越線に乗り入れている。現在、妙高高原-軽井沢(総延長111・7キロ)は...
残り1439文字(全文:1734文字)