死を迎える前の備えを学んだ講演会=南魚沼市東泉田
死を迎える前の備えを学んだ講演会=南魚沼市東泉田

 「憂いなく死を迎える」ことをテーマにした講演会が、南魚沼市東泉田の南魚沼市民病院付属在宅療養支援センターで開かれた。緩和ケア内科の医師が、急に訪れる死に備えることが必要だと説いた。

 在宅療養支援センターが設立されたことを記念して、市民病院が21日に開き、市民ら約100人が参加した。

 講師を務めた市民病院緩和ケア内科の丹波嘉一郎院長補佐は、治療や療養の方針などを事前に家族や医療従事者と共有する「人生会議」を開いておくとよいと勧めた。新型コロナウイルスで著名人が急死した例などを挙げ、「急な死は準備ができない。普段から話し合える家族や友人などと考えてもらいたい」と呼びかけた。

 南魚沼市の参加者(8...

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