良寛の魅力を語った寺本小鳳さん(右)と器楽堂ゆう子さん(中央)=南魚沼市六日町
良寛の魅力を語った寺本小鳳さん(右)と器楽堂ゆう子さん(中央)=南魚沼市六日町

 全国の良寛ファンや研究者が集う「全国良寛会南魚沼大会」が、南魚沼市で開かれた。参加者約450人が良寛の遺徳をしのび、交流を深めた。

 大会は良寛にゆかりのある各地で開かれ、47回目。全国良寛会の会員団体「良寛クラブ南魚沼」の結成20周年を記念し、南魚沼市で6月28、29日に開いた。良寛と南魚沼市のつながりとしては、塩沢出身の文人、鈴木牧之が自身の山水画を送り、良寛が漢詩を書き入れた作品がある。

 28日は南魚沼市民会館で総会が開かれ、良寛研究者2人が良寛の魅力について語った。書道家の寺本小鳳(しょうほう)さん(48)=東京都=は、良寛の書を通じた国際交流を振り返り「良寛さんは人生に豊かさと学びを...

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