
支援物資を移動するため、ハンドリフトの操作を体験する三条市立大の学生ら=三条市須頃1
7・13水害から21年となるのを前に、市民や国、県、電力会社などの関係機関が参加した水害対応総合防災訓練が、三条市で行われた。市は防災行政無線や緊急速報メールで避難を呼びかけたほか、市内全域に避難所を開設。三条市立大の学生が支援物資の搬入搬出訓練に参加した。
防災訓練は、災害に強いまちづくり推進のため毎年、梅雨の時期に行っている。
6月22日は、早朝から市幹部が市役所に集まり、豪雨を想定した災害対策本部を設置。自治会や自主防災組織などとの情報交換を実践した。
市民は計約1700人が参加し、指定避難所の場所やルートを確認した。一部避難所ではペットの同伴も許された。避難所の一つ、ものづくり拠点施...
残り201文字(全文:501文字)