
クマによる被害を防ぐ方法を学んだ出前授業=7日、新発田市東新町
新発田市は7日、市内で目撃情報が相次いでいるクマから身を守る手段を学ぶ出前授業を、東新町の東豊小学校で開いた。5年生約90人が参加し、クマの習性について学習。市は「まずはクマと出合わないための対策が重要だ」と呼びかけた。
市の担当者が、大きいクマは体長1・5メートル、体重130キロにもなるが、時速40〜50キロで走る特徴を説明。万が一遭遇した場合は大きな声を出さず、クマの方を向いたまま、ゆっくりと後ずさりする逃げ方や、うつぶせになって頭や首を手で守る防御姿勢を実演した。
その上で、鈴やラジオといった高音を発する物を携帯することや、キャンプではクマの餌となる食べ物を放置しないことなど、...
残り122文字(全文:418文字)