地域おこし協力隊に採用された冨岡恵人さん(中央)と加藤秀明さん(左)=新発田市中央町3
地域おこし協力隊に採用された冨岡恵人さん(中央)と加藤秀明さん(左)=新発田市中央町3

 新発田市は、新たに冨岡恵人さん(23)と加藤秀明さん(50)、佐藤勝憲さん(55)の3人の地域おこし協力隊を受け入れた。冨岡さんは鳥獣被害対策を担う隊員として市が初めて採用。松浦地区を中心にクマやイノシシといった有害鳥獣の捕獲や啓発活動などに取り組み、近年目立つ人や農作物への被害を防ぐ。

 冨岡さんは茨城県東海村出身。協力隊として猟友会と連携し、鳥獣の捕獲や小中学校向けの啓発、新たな対策の企画などを担う。「新潟県は鳥獣の種類が多い。経験を積み、被害を減らしていきたい」と意気込んだ。

 加藤さんは、有機米の産地形成などに取り組む。直前までは、ゆうちょ銀行の職員として東京都内で働きながら週末は茨城県...

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