南極・昭和基地と塩沢小をつないで開いた南極教室=南魚沼市塩沢
南極・昭和基地と塩沢小をつないで開いた南極教室=南魚沼市塩沢
南極・昭和基地と塩沢小をつないで開いた南極教室=南魚沼市塩沢

 南極にいる観測隊員と児童が交信する「南極教室」が、南魚沼市塩沢の塩沢小学校で開かれた。5、6年生の約120人が、日本から約1万4千キロ離れている昭和基地と衛星を通してつながった。塩沢小の卒業生の隊員から、南極の生態系や観測隊員の暮らしを学んだ。

 南極教室は、観測事業への理解促進と自然科学への興味促進を目的に国立極地研究所(東京都立川市)が主催。昭和基地に衛星通信アンテナが設置された2004年に始まり、隊員とゆかりある学校を中心に、計300以上の教育機関で開催してきた。塩沢小では4日に行った。

 教室を担当したのは、卒業生で第66次南極地域観測隊の片桐瑛(あきら)さん(33)。機械や車両の整備を...

残り226文字(全文:526文字)