信濃川流域の地形や地質に関する講演が行われたシンポジウム=7日、長岡市信濃2
信濃川流域の地形や地質に関する講演が行われたシンポジウム=7日、長岡市信濃2

 信濃川の生い立ちを学ぶ「信濃川土手シンポジウム」が7日、長岡市信濃2の市高齢者センターしなので開かれた。市民や行政関係者ら約60人が参加し、地域を流れる大河が歩んできた歴史を学んだ。

 「川の日」の7月7日に全国一斉で乾杯する催し「水辺で乾杯!」の一環で、長岡市の「シンクタンク・ザ・リバーバンク」が主催した。

 シンポジウムでは、信濃川河川事務所元副所長の杉本利英さんが、信濃川の成り立ちと水害発生の仕組みを解説。流域の特徴的な地形や地質を紹介し、「被害を受けやすい地域は決まっているので、覚えておいてほしい」と呼びかけた。長岡造形大生が、堤防としての役割を果たす森林を人の営みと共存させるプランを、...

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