修繕したみこしの様子を確認する内田竜太郎さん(左)=妙高市関山の関山神社
修繕したみこしの様子を確認する内田竜太郎さん(左)=妙高市関山の関山神社

 「火祭り」で知られる妙高市関山の関山神社のみこしが約100年ぶりに本格修繕された。ひびや腐食が目立ち、鈴や屋根の上の擬宝珠(ぎぼし)は黒ずんで汚れていたが、本来の輝きを取り戻し、19、20日に開かれる火祭りでお披露目される。関係者は「きれいになったみこしを楽しんで」と呼びかけている。

 火祭りは、かつて妙高山で修行していた山伏の武術が起源とされ、若者らが太刀やなぎなたを振るう「仮山伏演武(かりやまぶしえんぶ)」...

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