
三条市立大学が小中学生を対象に開いた科学イベント=三条市上須頃
三条市立大学(上須頃)は、小中学生対象の科学イベントを開いた。市立大は工学部の大学で、子どもたちは、実験や観察を通じて印刷の仕組みを知るなど、科学の楽しさを体験した。
科学イベントは6日に開催。教授陣による体験型実験11テーマに加え、学生サークルによる体験企画もあった。
体験型実験では、各種の加工技術などを解説。3D(三次元)プリンティングなどを研究している茨木正一教授は、印刷物での色の表現について紹介した。
子どもたちは茨木教授の解説を聞きながら顕微鏡をのぞき、一つの色を塗っているように見える印刷物でも、複数の色のドット(点)の組み合わせや間隔で色を表現していることを知った。大学生も先生役...
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