
棚田草刈りアート日本選手権大会で制作された作品=20日、南魚沼市栃窪
棚田ののり面の草を刈って表現した絵や文字の出来栄えを競う「棚田草刈りアート日本選手権大会」が20日、南魚沼市栃窪で開かれた。太陽がじりじりと照りつける中、参加者は汗だくになりながら、草刈り機や鎌を使って丁寧に草を刈り上げ、絵や文字を浮かび上がらせていた。
住民らでつくる実行委員会が主催。大会は、大変な夏場の草刈り作業を少しでも楽しく行おうと2008年に始まった。18回目のことしは大学生から小学生まで14チームが参加した。
「米作り=国防。」「DO-SURU(どうする)米」など世相を反映させたものや、アニメのキャラクターなどが出来上がった。地元消防団は「火の用心」と刈り上げ、注意を呼びかけた。...
残り149文字(全文:449文字)