
日本代表に選ばれた岡田夕愛さん(左)と高橋朋伽さん
11月に東京都を中心に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」のバレーボール女子日本代表に、上越高3年の岡田夕愛(ゆあ)さん(17)と中越高3年の高橋朋伽(ほのか)さん(17)が選ばれた。2人は「金メダルを獲得したい」と意気込んでいる。
岡田さんは生まれつきの難聴だが、補聴器を着ければ会話でコミュニケーションできる。小学2年でバレーボールを始め、上越高では攻守の要となるミドルブロッカーを務める。168センチの長身を生かしたブロックと、さまざまな場所に打ち分けられるスパイクが持ち味だ。
デフバレーを始めたのは昨年9月。デフバレー元男子日本代表で長岡聾学校教諭の加賀充さん(34)...
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