
コロナでエコキュートの仕組みを学んだ第一中科学部の生徒=三条市東新保
地元企業の脱炭素の取り組みを学ぼうと、三条市の第一中学校生徒が、暖房・住設機器製造のコロナ(東新保)を訪問した。二酸化炭素(CO2)を使って水を温めるヒートポンプ給湯機「エコキュート」について社員から説明を受け、理解を深めた。
新潟日報社が県と共催する「にいがた脱炭素プロジェクト」の一環。科学部の1〜3年生15人が7月31日に訪問した。
コロナでは、技術本部エコ商品開発グループの酒井大貴さん(26)が、エコキュートは高効率の給湯機だと説明。熱を運ぶ冷媒にCO2を用いて大気の熱を取り込み、圧縮して高温にした上で、水と熱交換する仕組みだと語った。
真剣な表情で聞いていた生徒からは「削減できるCO...
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