
水産物の競りが行われる現場を見学する親子=新潟市江南区茗荷谷
普段は入ることのできない市場について学ぶイベント「夏休み親子市場せり見学会」が、新潟市江南区の市中央卸売市場で開かれた。野菜や魚が次々に競り落とされ、参加者は活気あふれる市場の雰囲気を味わった。
市場の仕組みや役割を学んでもらおうと、市中央卸売市場が主催した。7月26、29日、8月2日の3日間で開催され、参加者は水産物、青果、花きの競りをそれぞれ見学した。
7月29日の見学会には市内外から12組の親子が参加。威勢の良い声が響く競り場や、零下50度の冷凍庫などを見学した。子どもたちから「売れなかった魚や野菜はどうするのか」と質問が上がると、卸売業者は「私たちは生産者の代わりに商品を売る立場。必...
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