
南魚沼市が導入するトイレトラック(大阪府交野市提供)
南魚沼市は被災地の支援に使う目的で、個室トイレが複数備わった「トイレトラック」を導入する。ふるさと納税を活用したクラウドファンディング(CF)を使い、導入費用を補う。寄付を呼びかけるとともに、トイレカーの取り組みについて広く知ってもらおうと努めている。
南魚沼市が導入するトイレトラックは、個室で水洗の洋式トイレが5室ある。うち1室は車いすの昇降機や、人工肛門、人工ぼうこうを利用するオストメイト対応トイレにする。11月28日に納車となる予定だ。
導入費用は2400万円。CFでは、3分の1の800万円を目標としている。個人、企業から寄付を募り、8月1日に受け付けを始めた。返礼として、トイレトラッ...
残り343文字(全文:643文字)