J1アルビレックス新潟は第28節最終日の31日、さいたま市の埼玉スタジアムで浦和と対戦し、0-1で敗れ、2連敗となった。体調不良の入江徹監督に代わって吉本岳史ヘッドコーチが指揮を執った。連続未勝利は9試合となり、今季最長を更新した。通算成績は4勝8分け16敗で、勝ち点は20のまま。順位は変わらず最下位。残留圏との勝ち点差は「5」。
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新潟は1点を追う後半、攻勢に出たが、最後までゴールをこじ開けられず、逃げ切られた。
序盤はカウンターで好機を広げた。MF小原基樹が積極的に攻め込み、8分にシュートを放ったが、GKに阻まれた。30分には縦への速い攻撃で崩され、先制点を献上した。
後半4分、左サイドからボールをつなぎ、FWブーダがシュートしたが、GK正面。押し込む展開が続いたが、詰めの精度を欠いた。終盤は守備の強度を緩めない浦和に、逆に押し返された。
J1は他に6試合を行い、柏は2-1で福岡に逆転勝ちし、勝ち点53で2位に浮上した。後半に瀬川が勝ち越しのPKを決めた。鹿島は1-1で清水と引き分け、同52で4位。
町田は3-5で川崎に敗れ、勝ち点50のままで5位に後退した。広島は1-1でC大阪と引き分けて6位。
G大阪は5-4で湘南を振り切った。名古屋-FC東京は1-1で引き分けた。
新潟の次節は9月13日午後7時から、デンカビッグスワンで清水と対戦する。
◆勝ち点積み上げられず…ついに残り10試合
体調不良の指揮官に朗報は届けられず、...
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