妻有郷を駆け抜けたツールド妻有=十日町市桔梗原
妻有郷を駆け抜けたツールド妻有=十日町市桔梗原

 十日町市と津南町を自転車でめぐる「ツールド妻有2025」が、十日町市のミオンなかさと発着で開かれた。県内外から集まった500人余りが、自然豊かな晩夏の妻有郷を駆け抜けた。

 大地の芸術祭の作品の一つに見立てて始まったイベントで、2006年から続く。120キロ、90キロ、70キロの3コースで8月31日にあった。

 コースは標高の最大高低差が200メートル以上あり、きつい上りも多いが競走ではないため、棚田の風景や里山の美しさなどを味わいながら、それぞれのペースでペダルを踏んだ。

 各地の補給地点では住民らがおにぎりや笹団子、料理などでおもてなし。沿道からも声援が上がり、厳しい残暑の中を疾走する参加者を...

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