
南海トラフ地震発生時の応援職員派遣について意見交換した中原八一新潟市長(左)と平井伸治鳥取県知事=7日、新潟市役所
南海トラフ巨大地震の発生時に徳島県へ応援職員を派遣する新潟市の中原八一市長と鳥取県の平井伸治知事が7日、新潟市役所で会談した。発災時の先遣隊の派遣方法や、共同での人材育成について意見交換した。
被災自治体に全国の自治体から応援に入る「応急対策職員派遣制度」の一環。鳥取県と新潟市は南海トラフ地震が発生した際に、徳島県に応援に入ることが事前に定められている。
新潟市、鳥取県、徳島県は5月から協議を重ねており、これまでに鳥取、新潟の危機管理部門の担当者が徳島の沿岸自治体を視察したほか、発災後3時間をめどにオンライン会議を開くことなど、初動対応について取り決めてきた。
平井知事は、朱鷺メッセ(新潟市...
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