賞状と記念品を受け取る受賞者=20日、新潟市中央区
賞状と記念品を受け取る受賞者=20日、新潟市中央区

 県内の小中学生が、身近な疑問を解決しようと観察や実験などに取り組んだ成果をたたえる「いきいきわくわく科学賞」(新潟日報社主催)の表彰式が12月20日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。最高賞の県知事賞など44点の入賞者に、賞状と記念品が贈られた。

 28回目の今年は小学校中学年、小学校高学年、中学校物理・化学、中学校生物・地学の4部門に計960点の応募があり、県内の教育、企業関係者らが審査した。式典では、各部門で県知事賞を受けた4組が、研究内容を伝えるプレゼンテーションを行い、結果に行き着くまでの過程を写真や図を見せながら説明した。

 中学校物理・化学の部で県知事賞に輝いた上越教育大付属中2年の宮澤理沙さん(14)は、溶ける時にプツプツと音を立てる「南極の氷」の再現に挑戦した。実験を何度も繰り返し、かき氷を詰めた紙コップに冷水を入れて凍らせると、南極の氷に近い気泡を含んだ氷になることを発見した。

 あいさつで宮澤さんは「行き詰まることもあったが、試行錯誤して研究を深められたことは大きな達成感につながった」と話した。式典後には昭和女子大人間社会学部の白數哲久教授による講演会「科学で拓(ひら)く明るい未来」も開かれた。