
プリント配線板の製造過程を見学する町民ら=聖籠町東港3
聖籠町は新潟東港工業地帯に立地する企業や工場の役割について知ってもらおうと、町民向けの工場見学会を開催した。参加者は電子部品メーカーの「日本シイエムケイ新潟工場」(東港3)を訪れ、部品の製造工程や品質管理について学んだ。
聖籠町が2012年から主催する恒例の見学会。8月に開かれ、町内の小学生から70代までの21人が参加した。
参加者は、日本シイエムケイの職員から東港工業地帯の成り立ちなどについて説明を受けた後、自動車などに搭載されるプリント配線板を、銅を溶解させて回路を形成するエッチングやレーザーで加工する製造ラインを間近で見て回った。
高校3年の生徒(17)は「どうやって配線板が加工されて...
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