
つややかな栗の実を拾い集める=12日、加茂市
秋の味覚・栗の出荷が新潟県内の主産地の一つ、加茂市七谷地区で本格化している。猛暑と少雨の影響で小粒の実もあるが、日射量が多かったことで糖分がしっかり蓄積され、甘みは十分。生産者は「ホクホクの甘い栗を味わってほしい」と収穫や選別作業に励んでいる。
山あいの七谷地区はJAえちご中越(長岡市)管内の栗産地。加茂栗栽培生産組合に加盟する加茂市内の18農家が約5・6ヘクタールで栽培する。
9月12日午前には、農家がふっくらと実った栗を手際良く拾い集めていた。
JAえちご中越によると、収穫は9月中旬から下旬に最盛期を迎え、10月下旬まで計約6トンの出荷を見込む。渋皮がむきやすい品種「ぽろたん」「ぽろすけ...
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