上越市役所
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 上越市教育委員会は、来年4月に開校を予定している不登校の生徒のための教育を行う「学びの多様化学校(不登校特例校)」について、地域での体験活動や上越教育大のサポートを学習に取り入れる方針を示した。転入学を希望する子どもと保護者が対象の説明会などを10月に開く。

 市議会文教経済常任委員会で8月に説明した。学びの多様化学校は、旧諏訪小学校(上真砂)の校舎を改修し、近隣の雄志中学校の分校「諏訪中学校」として開校する。生徒数は1学年8人程度で、教頭ら7人の教職員を配置する予定。

 生徒が自分のペースで学べるよう、授業時間は市立中学校より10分短い40分とし、授業時数は標準的な1015時間より35時間少な...

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