来春閉校する母校で教育実習に励む、帝京大3年の斎藤拓真さん=佐渡市達者
来春閉校する母校で教育実習に励む、帝京大3年の斎藤拓真さん=佐渡市達者

 来春閉校する佐渡市達者の金泉小学校で卒業生の帝京大3年、斎藤拓真さん(20)が教育実習に励んでいる。「実習を終えてすぐに先生になれるぐらいのつもりで成長したい」と、後輩たちとの充実した学びの日々を過ごしている。

 金泉小は来年4月、相川小、七浦小と統合。校舎は現在の相川小が使われ、校名は「相川小学校」となる。

 斎藤さんは親戚の多くが教育関係の仕事に就いていたことから、子どもの頃から教員という仕事に関心があった。佐渡高校から帝京大の教育学部に進み、子どもと関わることも好きなため、初等教育学科で小学校の教員免許取得を目指している。

 実習は9月8日からの4週間。教員のサポートのほか、2週目からは授業...

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