
新学長就任への課題と抱負を記者会見で語る染矢俊幸氏=25日、新潟市中央区
新潟大学の現学長の任期満了に伴う学長選考・監察会議で、前医学部長の染矢俊幸氏(67)が第17代学長に選出された。選考委員の判断材料の一つとなり、事前に投票資格を持つ教職員が投じた意向投票では次点だった染矢氏が、25日に行われた選考会議で逆転勝利した。これまでの学長選考では意向投票でトップの人が学長に選ばれることが多く、ねじれが生じる異例の事態に。副学長という立場で現執行部の一員である染矢氏が選考会議で信任を受けた形となったが、早くも一部職員は選考結果に疑義を突きつけており、学内の分断は必至だ。
新潟大学新学長に理事で副学長の染矢俊幸氏を選出
意向投票の結果重視を 選出前に教職員有志が要望書
「意向投票で示された結果は、...
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