
県立松代病院の無床診療所化に反対し、金井健一・県病院局長(右)に署名を提出する地元住民ら=1日、県庁
県が来春無床診療所化する方針の県立松代病院(十日町市)について、地元住民でつくる「県立松代病院を守る会」などが1日、県に対し、入院ベッドがある現在の体制で存続するよう要望した。
県職員労働組合のメンバーも含む約20人が要望に参加。2026年4月からの無床診療所化の方針を撤回し、有床の病院として存続することを求める署名1万6310筆を県病院局の金井健一局長に提出した。
守る会の村山繁一会長(82)は「松代病院が診療所ではなく、病院として存続してほしいというのが住民の総意だ」と訴え、金井局長は「皆さんの思いとして受け取らせていただきたい」と応じた。
県は...
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