記録的な猛暑となった今夏の特徴を調べるため、新潟日報社は7日、新潟市中央区の6〜9月の日平均気温を色分けしたグラフ「ヒートマップ」を作成した。気温が上がるほど赤が濃くなるように色分けすると、2025年は6月中旬から赤が目立ち始めた。ことしの新潟県の梅雨明けは統計開始以来最も早く、猛暑だった23年などと比べても「夏」の本格的な訪れが早かったことが鮮明になった。
気象庁の過去の気象データから、新潟市中央区の1901年以降の6月1日〜9月30日の日平均気温を基にした。グラフ作成ウェブサービス「Flourish」を活用し、22度(色分けで表す10〜34度の中間気温)を境に気温が低ければ青が濃く、高ければ赤が濃くなるようにグラフを作成した。...
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