
新潟市は、市の最上位計画「新潟市総合計画2030」について、2年目となる2024年度の進捗(しんちょく)状況をまとめた。全体の進捗を測る総合指標4項目のうち、転入と転出の差を示す「社会動態」が転入超過となり、目標達成への目安ラインを上回った=表参照=。一方で「合計特殊出生率」など3項目は届かなかった。
総合計画は23年度にスタートした。期間は30年度までの8年間。進捗状況を可視化するため、総合計画では初めて成果指標を導入した。最上位に位置づける総合指標と、中位の政策指標(83項目)、さらに具体的事業別の取組指標(335項目)に分けている。
総合指標のうちの社会動態は、...
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