
津南町と十日町市で取れたフキノトウを使った「ふきのとう味噌」
    新米が店頭に並んだ。異常な猛暑だった今夏は作柄への影響が心配されたが、多くの生産者からは「予想したほど悪くなかった」と安堵(あんど)の声が聞こえる。ただ、米価も高騰している中、例年以上にご飯のありがたみをかみしめたい。担当記者が、ご飯をよりおいしく味わう「飯の友」を探し歩いた。(5回続きの3)
ほのかな苦みが新米の甘さを引き立て、みその豊かな風味が食欲をよりかき立てる。フキノトウは春の味覚だが、「ふきのとう味噌」は秋の新米との相性もばっちりだ。
津南町下船渡の認定農業生産法人「大地」は、ふきのとう味噌を通年で販売している。加工品担当の宮澤知美さん(43)によると、春だけでなく新米の季節や、...
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