
完成した待合室から日本海を眺める米山小の児童=柏崎市笠島
本年度で閉校する柏崎市米山町の米山小学校が、新潟工科大学(藤橋)などと協力し、JR笠島駅の待合室を改装する取り組みに参加した。「地域に愛される駅に」という思いを込め、日本海が一望できる大きな窓や、児童が描いた地元名物などのイラストで、地域の魅力を最大限に表現した。
米山小と新潟工科大の連携は「JR信越本線笠島駅リノベーションプロジェクト」として、昨年11月に始まった。
デザインの基となったのは、21年に工科大生だった藤本大賀さん(27)が発表した卒業設計で、市内15の無人駅を題材にしていた。...
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