
職員(左)と一緒に作業する単発バイトの女性保育士=9月、東京都内の保育園
保育士が短時間・単発で働く「スポットワーク(スキマバイト)」を巡っては賛否が分かれる。人手不足に悩む保育施設や、柔軟な働き方を望む保育士には利点が多いのに対し、保護者からは「子どもを安全に預けられるのか」と不安の声も。人手不足の背景にある低賃金や過重業務といった課題の解決も急務だ。
▽使い方
東京都豊島区の認可保育園「AIAI NURSERY第二東池袋」は、スキマバイトを紹介するタイミー(東京)を通じて保育士を活用している。運動会など大きなイベントがある時は週2~3回雇うことも。掃除や子どもが使う道具の準備など依頼する業務をリスト化。初めて働く人にはあいさつの励行や離席時の職員への声かけとい...
残り990文字(全文:1290文字)













