
自動車に後付けできる「LumieHUD」の新色「オールブラック」
車載計器製造の日本精機(長岡市)が、新たな事業として個人向け商品の拡充に力を入れている。自動車のフロントガラスに速度などを表示する「ヘッドアップディスプレー(HUD)」の後付けタイプに新色を追加。カー用品以外の商品として、一酸化炭素濃度上昇を知らせるコンパクトな測定器も発表。多様な商品で一般ユーザーの取り込みを図る。
日本精機は、国内外の自動車メーカー向けにメーターなどを供給し、事業の多くをBtoB(企業間取引)が占める。一方、新たな収益確保に向け、技術力を生かした製品開発によるBtoC(企業対個人の取引)事業にも力を入れている。2024年には、一般ユーザーを対象とした商品のブランド「moado(モアド)」を立ち上げた。
HUD搭載車は、...
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