組織基盤強化に向けた取り組みを確認したJA県大会=新潟市中央区
組織基盤強化に向けた取り組みを確認したJA県大会=新潟市中央区

 新潟県JAグループは11日、組合の組織基盤強化について考えるJA県大会を新潟市中央区で開いた。離農などにより組合員が減少する中、組合員との対話を深めることでJAに対する満足度を上げ、組織基盤強化につなげていくことを確認した。

 県内8JAの幹部ら約100人が参加した。伊藤能徳会長はあいさつで「組合員との対話を大切にし、ニーズの実現に向けて取り組む」と述べた。

 県内JAグループは、2025年度から3年間の重点活動方針の一つとして組織基盤強化を掲げる。県内のJA組合員数は約29万6千人(24年)。そのうち、JAバンクなどのユーザーである准組合員は約16万4千人で横ばいの一方、農業従事者である正組合...

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