経済産業省が19日発表した17日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より3円70銭安い169円80銭だった。2023年6月以来、約2年半ぶりの安値水準。政府はガソリン税の暫定税率廃止に向けた移行措置として、石油元売り各社に支給する補助金を13日から1リットル当たり5円増やして15円とした。一部が店頭価格に反映され、大きく値下がりした。新潟県は3円80銭安い168円70銭だった。

 ガソリンスタンドには補助増額前の在庫が残っているため、店頭価格の下落幅は5円に届かなかった。調査した石油情報センターの担当者は「在庫の入れ替わりが進み、来週も価格は下がる」と予想...

残り337文字(全文:635文字)