
信濃川に沿って打ち上げられた「ジオ河岸段丘花火」=津南町
夜空に幻想的な光景が広がる「ジオ河岸段丘花火」が津南町外丸地区の信濃川沿いで打ち上げられた。地域住民に親しまれ20回目を迎えたが、今回で休止を決めた。運営を担ってきた地元有志は万感の思いで夜空を見上げた。
河岸段丘花火は2006年、大地の芸術祭に参加した芸術家景山健さんの発案で始まり、翌年から地元有志が引き継いだ。「日本一長く、日本一短い花火」として、新型コロナウイルス禍前は信濃川や中津川の河岸段丘約30キロにわたって約100発を1分間で打ち上げていた。規模を縮小し、秋の風物詩として毎年続けてきたが、年々、運営が厳しくなり、一区切りをつけることにした。
今年は...
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