
會津八一の墓前で冥福を祈る「秋艸道人忌」の参列者ら=21日、新潟市中央区
新潟市出身の歌人で書家の會津八一(1881〜1956年)の命日である21日、「第70回秋艸道人(しゅうそうどうじん)忌」が八一の菩提寺の新潟市中央区の瑞光寺で営まれた。顕彰に取り組む「秋艸会」の会員ら約30人が参列し、八一の功績をしのんだ。
八一は早稲田大の教授や新潟日報社の社賓を務め、1951年には新潟市名誉市民に選ばれた。雅号を秋艸道人と名乗り、書や歌だけでなく、美術史研究など幅広い活動で知られている。
法要は八一の命日に合わせて秋艸会が毎年主催している。本尊の前には八一の遺影が飾られ、本堂にはお経が響いた。参列者は本堂や境内にある八一の墓の前で手を合わせて冥福を祈った。
法要後には、記...
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