手話と代読で優勝を報告した高橋朋伽さん(右)=3日、長岡市新保町
手話と代読で優勝を報告した高橋朋伽さん(右)=3日、長岡市新保町
金メダルを掲げ笑顔の高橋朋伽さん
中越高校女子バレーボール部の記念撮影に収まる高橋朋伽さん

 聴覚に障害があるスポーツ選手の国際大会「東京デフリンピック」で、バレーボール女子日本代表として金メダルを獲得した中越高校3年の高橋朋伽(ほのか)さん(17)が3日、長岡市新保町の中越高で優勝を報告した。全校生徒約千人を前に、手話と代読を交え、日頃からの応援に感謝を伝えた。

 高橋さんは1年生だった2023年の秋に、周囲の音が聞こえなくなった。11月にあったデフリンピックでは全試合に出場し、得意のサーブで優勝に貢献した。準決勝のウクライナ戦で途中出場した場面を振り返り、「息が止まりそうなほど緊張したが、自分を信じて笑顔でプレーできた」と報告。どんな時も支えてくれたという周囲への感謝で締めくくった...

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