
演説会で拳を握る自民党総裁の高市首相=31日午後、川崎市
高市早苗首相が衆院選の目標に設定した「与党過半数」は、自らの退陣を避けられる最低ラインに過ぎない。国会運営を与党ペースに転換するためには、さらなる議席の上積みが必要だ。その幅が政権の安定度を左右することになる。中道改革連合は自民党を上回る「比較第1党」を掲げ、与党過半数阻止に懸命だ。
▽解散の意味なし
「自民と日本維新の会で過半数を割ったら退陣する覚悟で、大きな政策転換を審判していただく」。首相は31日、川崎市の演説会で与党過半数を果たせなければ退陣する意向を重ねて表明した。
与党の公示前勢力は、自民198と維新34を合わせた232だ。あと1増やせれば、定数465の過半数233に届くが、自民...
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