長岡戦災資料館を見学する中学生＝９日、長岡市城内町２
長岡市城内町２の長岡戦災資料館が、来年５月に長岡市坂之上町３の旧互尊文庫へ移転するのに先立ち、今月１４日を最後に現施設を閉館する。２００８年に現施設へ移転して以来、１７年間でおよそ２８万３千人が訪れ、分かっているだけで１４８９人が犠牲となった８０年前の長岡空襲の惨禍を学ぶ場を担ってきた。閉館間際まで市内の子どもらが訪れており、長岡の歴史を胸に刻んでいる。
長岡戦災資料館は０３年７月、大手通２に最初の施設が開館した。０８年７月に、再開発事業に伴い、民間ビルの現施設に移った。現在は空襲犠牲者の遺影３７９点、空襲体験画１２７点など約６千の資料を収蔵し、一部を展示する。
ＪＲ長岡駅から徒歩５分と近く、...
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