大分市佐賀関の大規模火災現場の3D画像を分析する元東京消防庁麻布消防署長の坂口隆夫さん=東京都内
 大分市佐賀関の大規模火災現場の3D画像を分析する元東京消防庁麻布消防署長の坂口隆夫さん=東京都内
 大規模火災前の大分市佐賀関の町並み=2019年12月
 大規模火災前の大分市佐賀関の町並み(左、2019年12月)と被災後(25年11月19日に撮影した写真を基にした3D画像から)

 大分市佐賀関の大規模火災で、航空写真を基にした高精細3次元(3D)画像を見た元東京消防庁麻布消防署長で、公益財団法人市民防災研究所理事の坂口隆夫さんは、空き地など住宅密集地の火災対策を考える手がかりがあると指摘した。「条件が重なれば、大規模火災は全国どの地域でも起こり得る」。火災に強いまちづくりを目指し、今回の教訓を生かすよう促した。

 「扇状に延焼が広がった様子が詳細に分かる」。大規模火災発生の翌日、白煙が上がる市街地を捉えた3D画像を見ながら坂口さんは指摘した。

 木造住宅が密集し、空気は乾燥、強風下。こうした条件がそろえば、今回の災禍のようなことが、ほかの地域にもたらされる恐れは十分あると...

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