
都市型ハイヤー事業者数
横行する無許可のタクシー営業(白タク)に対し、各地の警察本部が取り締まりを強化している。摘発は今年、10月末現在で既に100件を突破して過去最多。一方、首都圏などで増える貸し切りの「都市型ハイヤー」の事業者数が急増し、国土交通省は事実上の白タクになっている疑いがあるとして警察庁とも連携し対策を検討している。
国交省によると、都市部のタクシーやハイヤーは供給過多を防ぐため台数に規制があり、インバウンド(訪日客)需要を背景に不足が見込まれたため、都市型ハイヤーが2014年に規制の枠外として制度化された。
だが近年、新規参入した悪質な業者による名義貸し、違法な客引きといった情報が寄せられているとい...
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