最高裁判所
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 東京電力福島第1原発事故で新潟県に避難した住民らが国と東電に慰謝料などを求めた新潟訴訟で、最高裁第1小法廷(安浪亮介裁判長)は上告を退ける決定をした。東電に賠償の支払いを命じる一方、国の責任を否定した二審東京高裁判決が確定した。決定は22日付。

【二審判決時の記事】
福島第1原発事故の避難者新潟訴訟、再び東電に賠償命令、一審より増額、国の責任は二審も否定・東京高裁控訴審判決

 新潟訴訟は原告らが2013年に提訴。21年の一審新潟地裁判決は、国による津波の予見可能性は低く、「事故を回避できたとは認められない」などとして国の責任を否定。東電にのみ一部賠償を命じた。原告、被告双方が控訴したが、避難指示区域内の原告は東京高裁の提案で和解した。...

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