
物質・材料研究機構が試作した大小のリチウム空気電池の見本=茨城県つくば市
スマートフォンをはじめ便利で快適な生活を支える電化製品には、充電して何度も使える小型の蓄電池が欠かせない。現在主流のリチウムイオン電池を超える次世代電池の開発が進む中、物質・材料研究機構(茨城県つくば市)などのチームが、軽くて大容量の蓄電池の試作に成功した。軽さが重要なドローンやウエアラブル端末のほか、電気自動車(EV)など幅広い分野への応用が期待されるという。
▽「究極」
試作したのは「リチウム空気電池」と呼ばれる蓄電池だ。重さ約1グラム。2センチ四方のシート状の電極を穴の開いたアルミのフィルムが覆う。
性能の重要な柱で、重量当たりの容量を表す「エネルギー密度」はリチウムイオン電池の2倍超...
残り1211文字(全文:1511文字)












