
東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県宮古市田老地区。2011年以前にも海抜10メートルの防潮堤があったが、高さ14・7メートルの防潮堤が新設された=20日(共同通信社機から)
東日本大震災の発生から3月11日で15年。防潮堤や交通網などのインフラは岩手、宮城、福島各県でほぼ整備されたが、東京電力福島第1原発が立地する自治体の一部地域は立ち入りが制限されており、なお手つかずの場所がある。県外への避難者数は減少しているものの、主要産業である水産業の再建は道半ばだ。
沿岸部に整備された防潮堤の完成率は、岩手で99%(一部水門などの設備を含む)、宮城で98%、福島で94%に達した。鉄道はJR常磐線など被災した全路線が復旧。復興道路・復興支援道路も計約570キロが2021年12月までに完成した。
ただ福島県内では富岡町や大熊町など7市町村に原則立ち入りができない帰還困難区域...
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