
原子力規制委の定例会合後、記者会見する山中伸介委員長=14日午後、東京都港区
中部電力が浜岡原発3、4号機(静岡県)の耐震設計に関わるデータを不正操作していた問題で、原子力規制委員会が実態解明に向け、立ち入り検査に乗り出す。背景には安全重視を徹底できない中部電の組織風土の問題があるとの指摘もあり、経営陣の関与の有無も詳しく調べる。中部電が前代未聞の不正を公表して以降、他の電力会社にも疑念の目が向けられている。全容解明が急がれる。
▽年単位
「事案は深刻であり、徹底的に事実確認する」。14日の規制委の定例記者会見で、山中伸介委員長は険しい表情で語った。安全の根幹を揺るがしかねない不正行為だとして規制委は今後、中部電本店の社員だけでなく、審査資料のデータを計算した委託先な...
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